八朔です。


スーパーテレビ特別版、感動しました。

(下記URLは、今回放送分の元となった『報道特捜プロジェクト』。
[過去の放送内容]→[架空請求]と[海外から届く謎のダイレクトメール])

http://www.ntv.co.jp/tokuso/


番組内容を要約すると、

「架空請求を始めとする、我々の身近な場所に存在する詐欺に立ち向かう男、イマイ。
彼は今日も電話の再ダイヤルボタンのみ(本当にこれだけ)を武器に、脅迫に屈するどころかむしろ餌を見つけたと言わんばかりに食いつき、相手側を精神的に参らせる。
マニュアル通りの脅し文句も数十回繰り返して聞くうちにいつしか滑稽に聞こえはじめ、最終的には相手側の情報を聞き出しまくり」

こんな感じ。


10月21日に『ニュースプラス1』の特集で放送されたときに初めてイマイさんを知ったんですが、その時はヤラセだと思ってました。あまりにも突拍子がなくて、イマイさん側がカッコ良すぎますから。

でも、今回の番組を観て納得しました。
アレはドキュメンタリーじゃなくてバラエティー番組として観るべきなんですね。
こないだ観た『華氏911』の視聴後の気分が甦ってきました。そこそこの正義を提示して、エンターテインメント性が上乗せされた感じ。


客観性に欠けた強烈な英雄譚。
電話が切られた直後に押される再ダイヤルボタン。
根気。言い方を変えれば粘着質。


架空請求業者の脅し文句をパロディとして扱うことで無効化する、という側面もある事から必ずしもバラエティ一辺倒の演出だとは思わないんですが、イマイさんの、相手の状況を完全に掌握しながらそれを悟られないために弱腰の演技を続けるその老獪さを見ていると、そもそもはどっちが悪だったのか忘れてしまいそうです


だから今回、鑑賞後の感想は以下のように。

・イマイさんはヒーローじゃない。
・詐欺自体はバラエティーじゃない。
・良い子は絶対マネすんな。


次回以降の放送、楽しみに待ちます。ああ超面白かった。





http://live16.2ch.net/test/read.cgi/liventv/1103551010/

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