ども。本日二つ目の日記となる鍵師です。

さっきかいた↓の日記がけっこう真面目テイストになってしまったので、久しぶりの日記がこれじゃいかん。と思い、現状報告をしたいとオモイマース。

やっと就職活動が終わった。
なんだかんだ言って、半年もかかってしまった。就活ノイローゼでリストカット寸前だったのでギリギリセーフと言うべきであろう(うそ)

一応、アストラゼネカという製薬会社に決まりました。
一般用医薬品を売ってないので、普通の人にはまったく聞き覚えのない会社だと思うが、病院関連ではそれなりに大きな会社で
・世界で5位(本社はイギリスとスウェーデン)
・日本で10位
のシェアをほこっている会社なので、俺のような三流大学生には「良くできました」、という感じだ。
ぶっちゃけ生まれ変わって、もう一回面接受けても、通る気しません。

で、後は卒業するだけ♪って感じでかるーく構えていたのだが、
ある日の新聞を見て凍りつきました。

ウチの会社、裁判沙汰になっとるがな・・・

笑えねー!
裁判!?もしかして誰か児童ポルノ禁止法にでもひっかかったのか!?
ちくしょー、うらやましいぜ!・・・じゃなくて許せん!
告訴だ!告訴大国アメリカだ!
ほらほら、トムソンガゼルの赤ちゃんが立ち上がろうとしているこの瞬間にも、アメリカでは離婚が10件も起きてるんですよ!?
(以下、とりとめのない文章が続くので略)

・・・・・・落ち着きました。

新聞記事を読んでみると、どうやらウチの会社のイレッサという抗がん剤の製品で副作用による死亡者が出て、それを訴えているらしい。

でもね、薬業界に進む人には当たり前のことなのだが、薬というのはすべて副作用があるものなのだ。
ちなみにイレッサは手術じゃ無理なガン用の薬で、効果のでる可能性も高いため、いわゆる
「このままガン治療を断念しますか?それとも副作用でるけどイレッサ使いますか?」
というレベルで使われる薬なのだ。
しかもぶっちゃけ、その配合は医者が決めるため、製薬会社には関係ないと思う。
もちろん、遺族の方にはそんなんじゃ割り切れないだろうから、裁判は長引くと思うけど、ウチら新入社員がそこまで気にすることじゃないらしい。

だが、俺以上に就職に関して不安を抱えている友達がいた。

彼が受かった企業は、何を隠そう、あのスーパーメガバンク、業界大手、無く子も黙る「UFJ」でーす!!

来年、無くなるじゃん!!

勝ち組人生から、一気に企業合併の泥沼という名の迷路に迷い込んだ俺の友達。

「俺の持ってる内定書、UFJって書いてあるけど、来年はこの企業、無くなってるんだよね・・・ウフフ・・・俺、どこに行けばいいんだろう・・・」

と笑う彼の背中が水墨画の薄い部分よりもすすけているのが悲しかったです。
その後、彼は再び就職活動を始めております。

いやー、人生自体がネタになってる人って、笑いを通り越して泣けてきますね・・・

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