夏です。

2004年8月5日 スポーツ
八朔です。

 
神か悪魔か…高校球児に「ハッスルポーズ」禁止令
http://www.zakzak.co.jp/spo/2004_07/s2004072703.html

 
「アマチュアらしさ」とは、何でしょう。

1992年の甲子園、星陵高校の松井秀喜選手が5連続敬遠を受けて社会問題になった事がありましたが、その時に「アマチュアらしくない」との批判が噴出しました。
2001年のプロ野球、それまで55本の本塁打記録を保持していた鉄のタフィ・ローズ選手が、ダイエー戦で連続敬遠をくらい「プロらしくない」との批判が出ました。
誰かが観客を無視して勝負を優先した場合、とりあえずプレイヤーの精神とかを問うてみると、発言者の意見の持って行き所が楽に決められるんでしょうね。

要は、感覚的で不明瞭な言葉なんです。
実体のはっきりしないものを一括りにするには、都合が良さそうですけどね。

上の問題はむしろ形式美の問題だろうと思います。
甲子園は、スポーツの神聖性でいえばプロ野球よりもはるかに上で、むしろ大相撲に近い見方をされてるような気がします。
希望的観測ですけど。

そう考えると、女性知事土俵入り問題に似てきますね。

※参考
http://www.ne.jp/asahi/box/kuro/report/sumou.htm
女性府知事の土俵入りについて。
大相撲の伝統と宗教性に、性差別との連なりは存在するか否か。

 
「ハッスルポーズ」は、選手である高校生の精神に合致したものならば、OKということになるのか。
その場合、誰のために「ハッスルポーズ」を禁止するのか、が問題ですね。

 
備忘録なんで、これ以上意見を掘り下げるのは止めときます。
なんか頭痛くなってきました。

 
http://justice.i-mediatv.co.jp/ninomiya/010622_cabrera/01.html

二宮清純…。

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